実にありがたいお言葉が書かれている「ドラム初心者必読!スタジオでドラムを壊さないために」という記事を読みましたが、ありがちな痛いドラムのセッティングをまとめてみました。
- 【セッティング】ネジを強く締め過ぎる
すごく慎重な方やハード・ヒッターの方に多いと思いますが、ネジの締め過ぎはネジがバカになるだけでなく、他のお客様が緩めることができなくなります。ネジは「適度」に締めましょう。 - 【チューニング】テンションボルトを1本だけ緩める
このようなチューニングもアリかもしれませんが、そのままにしておくと、フープが歪んでしまいます。練習が終わったら、テンションは「均等」に戻していただくと嬉しいです。 - 【チューニング】限度を超えたローピッチにする
低くて伸びない音を出すために、ヘッドの張りをユルユルにすると、新品のヘッドも一発で凸凹になってしまいます。しかもサウンドは段ボールを叩いているのと変わりません。 - 【シンバル】高く水平にセッティングする
こういうセッティングは、どうしてもエッジを真横から叩くことになり、エッジが割れてしまいます。エッジを叩くときの角度にご注意ください。(ジルジャン解説動画ご参考) - 【シンバル】揺れないほど締め付けてセッティングする
シンバルの揺れを抑制すると、エネルギーの逃げ場がなくなり、カップが割れてしまいます。シンバルはカッチカチに締め付けないでくださいね。(ジルジャン解説動画ご参考)
How To Prevent Your Cymbals From Cracking – Avedis Zildjian Company