演歌って意外に勢いがあるのかも

北新地急に歯が痛くなったので歯医者さんに行くことにしました。2年ほど前に一度診てもらったことがある先生です。しかし電話をしてみると、病気で2年ほど休まれていて再開したばかりなので、クリニックも早い時間に閉めているそうです。たしか先生はかなり年配の方だったし、しかも2年間のブランクか・・・と思い、「もっと遅い時間が希望なので、またにします。」と言ったのですが、「ええよ、ええよ、閉めてても診てあげるよ。」と、予想外の展開になってしまい、結局診てもらうことに。汗

でも心配無用でした。2年間のブランク等何も感じさせず治療していただいてホッとしました。先生と世間話をしているうちに仕事の話に。「音楽スタジオは色んなジャンルの人が来るんやろ?最近は演歌の人は減ってきた?」と意外な質問をされました。

そう言えば、スタジオには様々なジャンルの方が来られますが、演歌の方は減ってきたと言うよりも、ほとんど来られません。演歌って、いったい今どうなっているのか気になって調べてみました。

日本レコード協会のオーディオレコードジャンル別新譜数によると、2010年に発売された邦盤全新譜のうち、演歌は全体の14%もあります。邦盤クラシックの5倍近くあるので、クラシックよりは勢いがあるようです。やはり日本のルーツ・ミュージックなのでしょうか。根強いファンが確実にいるようですね。

しかし、もう一つ驚いたのは、演歌の新譜の34%がカセットだと言うこと。音楽カセットテープがまだ流通しているとは知りませんでした。

「歌は世につれ、世は歌につれ」と言うように、流行りの音楽は時代と共に変化してきたし、音楽が時代の流れに影響を与えてきたこともありました。やはり音楽ジャンルは多ければ多いほどおもしろいですね。

それにしても、日本レコード協会のジャンル分け、なんとかならないのかな。ニューミュージック、軽音楽、ロック・ディスコ、って・・・

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