録り留めしてたTV番組「情熱大陸」を見ました。パフォーマー「蛯名健一」への密着取材です。米TV番組”America’s Got Talent”で$100万を勝ち取って、たぶん去年アメリカで一番有名になった日本人です。
1日に100本以上のオファーが来る超売れっ子になっても、冷静沈着な自己分析には驚きました。自称二流で、のり弁に例えてます。「のり弁は安い材料を組み合わせた弁当だけど実に美味い!」と。
NYアポロ劇場のアマチュアナイトで年間総合チャンピオンにもなる等、決して二流でないことは明らかですが、「見せ方の工夫ひとつで持ってる技術の価値をさらに高められ、観客を楽しませることが出来る。」ということか。
興味深かったのは、番組スタッフが彼に「本場アメリカでやっていくのは大変なんじゃないですか?」と質問した答え。「それは完全に先入観で、昔のステレオタイプな劣等感から来るもの。アメリカの方がエンターテインメントは盛んなので簡単なんです。」だと。本場だからこそチャンスは転がっているというポジティブ思考も実力があるからこそですね。
そして、39歳になってもあの素晴らしいパフォーマンスが出来る身体能力。かっこいいし、やはり一流パフォーマーですな!